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副腎疲労外来

副腎疲労症候群の
症状をチェック

さまざまなストレス症状でお悩みの方へ

次のような症状がある場合、副腎疲労症候群の可能性があります。お悩みの症状がある方は、一度当院へご相談ください。

副腎疲労症候群の症状をチェック・副腎疲労症候群の初期症状
  • 朝、起きるのがつらい。
  • 熟睡できず、朝に目が覚めても疲れがとれない。
  • 甘いものが好き。
  • 塩分の濃いもの(しょっぱいもの)がほしくなる。
  • エネルギーが不足している感じがする。元気が出ずだるい。
  • 今までできていた日常的なことをやるのに一苦労する。
  • 性への興味が低下している。性欲がない。
  • ストレスにうまく対処できない。小さなことでもイライラし、人に八つ当たりする。
  • 風邪をひきやすい。
  • 立ちくらみがする。
  • 気持ちが落ち込む。“うつ”っぽい気がする。
  • 人生に何の意味も見いだせない。楽しいことがない。
  • 月経に伴う症状が強くなった。
  • アレルギー症状が出る
  • コーヒーやコーラなどカフェインの入った飲み物や チョコレートを口にしないとやる気が出ない。
  • ボーッとすることが多い。集中力が低下した。
  • 物忘れをすることが多くなった。記憶力が落ちた気がする。
  • 食事をスキップするとぐったりしてしまう。
  • 午後6時以降になると少しづつ元気になってくる。

副腎疲労症候群とは

副腎疲労症候群副腎は、からだの背面側にある左右の腎臓(尿をつくる臓器)の上に位置している小さな臓器です。(改行なしに)からだがストレスに対抗し、元気に生活を送れるように様々なホルモンを産生する場所です。(ここの改行も不要)長期間のストレスや強いストレスにさらされると、副腎は一時的にホルモン分泌を増やして対抗します。(ここの改行も不要)
しかし、疲弊してホルモンを出すことができなくなると、しつこい疲労感を始めからだに様々な弊害をもたらします。
副腎が正常に機能出来ないために起きる様々な症状のことを「副腎疲労症候群」と呼びます。
副腎は脳の深いところにある生命や自律神経を司る視床下部やホルモンを司る下垂体と密接に関係して活動しているため、副腎疲労症候群は、副腎だけの問題ではなくHPA(視床下部―下垂体-副腎)軸の問題と考えられています。単なる疲弊ではなく、体を守るために機能を抑制しているという考え方が主流です。

副腎ホルモンの働きと、
その不足により出現する症状

副腎から分泌されているホルモンによる働きと、その不足により出現する症状の一例を挙げます。

副腎ホルモンの働き 不足により出現する症状
血圧を上げる 立ちくらみ、低血圧症
血糖値を保つ 低血糖症(イライラ、集中力低下)
免疫を保つ 風邪をひきやすい
性ホルモンを分泌する 月経不順、花粉症、アトピー
日内リズムを作る 朝起きられない、布団から出られない
ストレスに対抗する 強いストレスの後に来る強いだるさ、疲労感

副腎疲労の症状は幅広く、全く起き上がれない重症な方から、風邪をひきやすくなった、アレルギーが悪化したなど副腎疲労を気づきにくい方まで様々です。副腎疲労症候群ではないかと疑う所が治療の第一歩です。

副腎疲労症候群の原因

  • 生活リズムの乱れ、環境の変化があった
  • 血糖変動などを含む体内の代謝異常
  • 有害物質(環境汚染、有害重金属、化学物質など)、アルコール、喫煙
  • 腸内環境の悪化、腸内細菌の乱れ
  • 慢性的な感染症(歯周病なども含む)、慢性的な炎症
  • 必須栄養素の不足
  • 睡眠不足や睡眠の質の低下
  • そのほか様々な精神的ストレス

など、要因は様々です。特に自分では気づかないストレス要因を見極めて改善することが副腎疲労症候群の治療の鍵となります。

副腎疲労症候群の検査

何らかの原因により副腎からホルモンを分泌出来ない副腎不全の場合には、専門機関での治療をお勧めしています。当クリニックでは副腎自体には問題がなく一般的な治療対象にならなかったにもかかわらず、機能の低下により症状がある方に対し、自由診療内で治療をしています。

  • 唾液中コルチゾール(副腎皮質ホルモン)日内変動検査
  • DHEA-S
  • 血中ACTH・コルチゾール
  • 24時間蓄尿/ ステロイド代謝検査
  • 副腎ストレス指数パネル

副腎疲労症候群の悪化要因を
調べるための検査

当クリニックでは、副腎やHPA軸に影響を与えている隠れたストレス要因をさぐる検査を実施しています。

  • 栄養解析検査
  • 遅延型フードアレルギー検査
  • GI マップ
  • 尿中有機酸検査
  • マイコトキシンプロファイル
  • 体内ミネラル・有害重金属検査

副腎疲労症候群の治療、
副腎疲労を回復させるには?

副腎疲労症候群の治療、副腎疲労を回復させるには?検査により検出されたストレス要因を取り除くことが副腎疲労症候群の最大の治療です。日常生活で生活リズムを整えること、豊富な栄養を含み血糖変動を穏やかにする食事、精神的なストレスを除きリラックスできる環境整備、疲労回復のための休養などが中心になります。副腎疲労症候群では低血糖症を伴う方が多く、低血糖症を伴う方は副腎疲労を悪化させやすいため、食事と運動療法は個別に調整が必要です。必要に応じて薬物治療、点滴療法も組み合わせます。栄養素のサプリメントの他、腸内環境改善のサプリメントやキレーションなどをご提案することもあります。
一般的に副腎疲労症候群の治療効果を得られるまでには長期を要することが多いため、焦らず取り組むことが大切です
内容については、診察室で医師にご相談ください。

副腎疲労の時の朝ごはん

副腎疲労では、朝起きられず食欲が出ない方が多いのですが、一日のリズムを整えるために少し遅めになっても朝食を摂ることをお勧めしています。体に必要な塩分を適度に補いながら、タンパク質や良質な脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランス良く取り入れることが重要です。

副腎疲労の朝ごはんの例

  • お味噌汁:発酵食品であると同時に、塩分補給にもなり、アミノ酸などの栄養素も摂れます。
  • 玄米・豚肉・卵・貝類・海藻類:ビタミンB群が豊富で、エネルギー代謝をサポートします。マグネシウムの摂取も役立ちます。
  • 緑黄色野菜・貝類・うなぎ:ビタミンB群の一種である葉酸を含み、疲労回復に役立ちます。

副腎疲労の食事の注意点

  • 果物だけの食事は控えましょう。果物にはカリウムが多く含まれており、塩分が不足してしまう可能性があります。
  • ジャムを塗ったパンと砂糖入りのコーヒーのような組み合わせは避けましょう。急激に血糖値やコルチゾールが上昇し、体に負担をかけてしまいます。
  • コーヒー、コーラ、エナジードリンクなど、カフェインを含む飲み物は少しずつ減らしていくようにしましょう。
  • 一般論としては同じものを食べ続けない方がよいでしょう。あれもだめ、これもだめとこだわらず幅広い食材を摂るようにしてみましょう。

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