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頭痛(偏頭痛・緊張性頭痛)

 偏頭痛とは

特徴的な症状

偏頭痛
  • ズキズキと脈打つような頭の痛み(片側または両側)
  • 吐き気、嘔吐、光や音に敏感になる
  • 発作的に繰り返す
  • 前兆(視野のチカチカ、しびれなど)を伴うことも

主な原因

  • 脳血管の急激な拡張や神経の過敏反応
  • 女性ホルモンの変動(特にエストロゲン低下)
  • 血糖値の急変動
  • マグネシウムやビタミンB2、鉄などの栄養不足
  • 腸内環境の乱れや炎症

緊張性頭痛とは

特徴的な症状

緊張性頭痛
  • 頭全体が締めつけられるような鈍い痛み
  • 長時間同じ姿勢の後やストレスで悪化
  • 吐き気などの随伴症状は少ない
  • 肩こりや首こりを伴うことが多い

主な原因

  • 筋緊張(首・肩・後頭部の筋肉のこわばり)
  • 慢性的なストレスや不安
  • 睡眠不足や眼精疲労
  • セロトニンなど神経伝達物質のバランスの乱れ
  • 鉄、マグネシウム、ビタミンB群の不足

「偏頭痛・緊張性頭痛」のタイプ別見分け方

頭痛のタイプ 偏頭痛 緊張性頭痛
痛み方 脈打つズキズキ 締めつけるような鈍痛
部位 片側または両側 頭全体、後頭部~こめかみ
きっかけ 生理前、空腹、光や音 長時間の姿勢、ストレス
随伴症状 吐き気、光・音過敏 肩こり、だるさ、集中力低下

栄養の視点で見る「頭痛の原因」

不足栄養素 偏頭痛 緊張性頭痛
マグネシウム ◎(神経興奮の抑制) ◎(筋緊張の緩和)
ビタミンB群 ◎(神経の修復) ◎(精神安定に関与)
◎(特に女性) ◯(酸素供給不足)
タンパク質 ◎(血糖安定・ホルモン) ◯(神経伝達に関与)
糖質過多・精製糖 ×(血糖の乱高下) ×(炎症・低血糖)

頭痛の改善のポイント(栄養・生活)

栄養

栄養
  • 高タンパク・低糖質の食事を基本に
  • 毎食、肉・魚・卵などのたんぱく質を意識
  • 甘い物・小麦・乳製品を控え、腸内環境を整える
  • 血液検査で不足栄養素をチェック&補充(マグネシウム、鉄、B群など)

生活習慣

生活習慣
  • 睡眠・起床時間を一定に
  • パソコンやスマホはこまめに休憩
  • 姿勢と呼吸を意識してリラックス
  • 湯船につかって筋肉の緊張をほぐす
  • 薬物療法

症状に対して鎮痛剤、筋弛緩剤、漢方薬などを用います。

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