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心身症

心身症とは

心身症身体疾患の発症や経過に心理社会的因子(ストレスなど)が密接に関与し、器質的または機能的障害が認められる病態を指します。
代表的な疾患に、機能性消化障害、過敏性腸症候群、気管支喘息、緊張性頭痛、偏頭痛、甲状腺疾患などがあります。

心身症になりやすい
性格・タイプ

  • 完璧を目指してしまう
  • 責任感がとても強い
  • 几帳面で真面目
  • 自分の気持ちをうまく表現できない
  • 周囲を優先して我慢しがち
  • 不安になりやすい、緊張しやすい
  • ストレスを溜め込みやすい

これらの特徴にいくつか心当たりがあり、最近、眠れない・体調を崩しやすいなどの変化を感じている場合は、早めに当院へご相談ください。

心身症の検査

心身症は体に症状が現れるため、まずは内科など身体の状態を診る診療科を受診することが基本となります。例えば、呼吸器症状がある場合は喘息などの可能性を考えて検査を行い、もし原因がアレルギー(ハウスダストなど)によるものであれば、そのまま内科での治療が行われます。しかし、検査をしても身体的な原因がはっきりしない場合や、ストレスが大きく関わっていると考えられる場合には、心療内科での診察が必要になります。
当院では、内科と心療内科の両方を併設しているため、心身症が疑われる場合でもスムーズに対応が可能です。まずは血液検査や心電図などの基本的な内科的検査を行い、そのうえで症状に対するストレスの関与を、丁寧な問診を通じて把握し、適切な診断と治療に繋げていきます。

心身症の治療

心身症の治し方心身症の治療は、基本的には現れている身体症状に対する対症療法を行いながら、ストレスなどの心理的要因にも目を向けていくことが重要です。
例えば、頻繁な下痢がある場合には整腸剤や下痢止め、腹痛がある場合には痛みを和らげるお薬を処方するなど、症状に合わせた治療を行います。また、胃潰瘍を伴っている場合は、胃酸を抑えるお薬や粘膜を保護するお薬を使用していきます。
ただし、心身症の根本的な原因は心理的なストレスのため、身体の治療だけでなく、心のケアも並行して行うことが大切です。
例えば、自律神経のバランスを整えるために生活習慣の見直しや、ストレスを軽減するリラックスできる時間を作ることが、改善への一歩になります。

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